いちばんぼし

夢に向かって頑張るひとがだいすきです。

Summer Paradise 2020 少年忍者単独公演

まずは…


少年忍者のみなさん、本当にお疲れ様でした!!


少年忍者初のサマパラ、現体制初の単独公演。なによりも、22人全員が元気にステージに立ってくれたことに感謝しかありません。ほとんどが学校に通う現役の学生ということもあって、とにかく無事に完走してくれればそれだけで嬉しいとずっとずっと思っていました。なので、こうして何事もなく5公演が終わって、ほっとしています。


今こうしてブログを書いているのは、今回の単独で22人、そして檜山くんに圧倒されたからです。配信だから去年の夏は超えられないだろうなんて思っていた開演前の自分、本当に甘かった…。ということで、いくつかのパートに分けて感想を綴ります。


☆少年忍者全体パートの檜山くん

少年忍者全員で披露した曲は、過去の少クラやライブですでにやったことがあるものが多かったかと思います。でも、良い意味で変わらなかったところ、変わったところがありました。

まずは変わらなかったところ。久しぶりの披露となった若者たち。私がずっと好きだった「壁を壊せ」のハイキック、前と変わらず、ものすごいスピードで顔の位置くらいまで高くあげていた。

次に、変わったところ。今回の1曲目、お祭り忍者。何度も何度も披露してきたこの曲。アクロのために一旦捌けるとき、手を大きく広げながら優雅に袖へと吸い込まれていった。前々から捌けるときにはなにか動きをつけていたけれど、今回の捌け方はまるでこれも振り付けのひとつなんじゃないかと錯覚させられた。しかも指の先までしっかり伸びていて、抜かりない。

そして、最後から2番目に披露していたSEVEN COLORS。オーラスで気が付いたのは、片手のみの振りのときに、もう片方の手を腰にあてていたこと。使わない方の腕にもちゃんと意識を向けていて、びっくりした。あとは「キラキラするから」という歌詞にあわせて、手をキラキラするジェスチャーをつけていたこと。これまで何度も披露した曲でも、ちゃんと歌詞の内容を考えながら歌って踊っているんだな…と。


☆クリエGコーナーの檜山くん
本当に楽しみにしていたクリエG公演が幻にならず、こうして数曲を8人で披露してくれたことにまずは感謝。初披露のものを中心に、感想を。


・パリマニ
「Just Believe」の歌詞にあわせて胸をトントンと叩いたところ、SEVEN COLORSの件に然り、歌詞の内容をアドリブで入れてくるいつもの檜山くんだった。アクロバットは一度も失敗することなく完璧にこなしていて、毎回新鮮に驚かされた。


・Ghost
「B B B Beautiful 怪しげに輝いて」での檜山くんのソロの見せ場における、足上げの美しさと怪しげな表情には思わず息をのんだ。メインステからセンステに移動する際にジャケットをはだけさせながら気だるげな表情をしていたのには、普段の優しいイメージから想像できない姿を見せられた気がして、ドキッとした。


・YSSB
まずはド初っ端のリズムにあわせた縦揺れが良かった。「flooooooor」の腰回しの可動域の広さが深く印象に残った。
そして!!!なにより!!!檜山くん初のソロパートが…!!!!!!!!「I…たまらない Sexy baby」、めっっちゃ感情的に歌うんですよ…。回によって声量だったり声の掠れ具合だったりが少しずつ違っていたけれど、どれも正解でしかなくて、とにかく恐ろしいほどの色気を纏っていた。
サビからは、こせりゅせでセンターはっていたんですよね…!後述すると思うんですが、今回の公演、檜山くんが誰かと一緒にセンターを務めることが多くて、それがすごく嬉しかった。


・Bring It On
この曲では、内村檜山センターのパートが!特に「怯んだらそこでもうTheEnd 自分次第ネバーエンド」で内村くんを先頭とした下手側と檜山くんを先頭にした上手側が向き合ってパフォーマンスする構成がとても良かった〜!ここ、チームごとでパフォーマンスバトルしているように見えたり見えなかったり。


・Big Bang
「Yeah 止められないMoveon」における腰の可動域の広さがエグい。
少クラで披露したときは青の爽やかなお衣装だったけれど、今回の白の私服系衣装で踊るBig Bangはより曲の世界観にあっていたのが良かった。


・罪と夏
選曲が!とにかく!天才!!!最初の「あっちゃっちゃっちゃっちゃ」で檜山くんの低い声がよく聴こえるし、表情が本当に楽しそう!

サビ前までは2人ペアで歌っていく中、檜山くんは陸人くんと「誘ってんじゃね?〜ドキリと胸鳴らせ(Yeah!)」担当…………………。いや、やばかった(ガチトーン)。「誘ってんじゃね?」にあわせてジャケットを少し肩から落としていたのは策士でしかなかった。なのに、「どうせならばビーチに踏み出せ」でニコニコ笑顔で足踏みしてるし、最後の「Yeah!」も破顔でこちらを指差してくる…ギャップえぐい…。

サビでは「キスマーク飛ばす南風」の歌詞にあわせて毎回カメラに投げキスしてくれる檜山くん〜!回によってカメラの寄り引きのタイミングが異なっていたため、その都度飛ばし方を変えていたところにはさりげなく仕事人を感じた…。

「今君の八月のすべてくれないか?」からは1人ずつカメラアピールする中、最終公演で事件は起きた。檜山くんは「一夜限りの」担当。いや、担当箇所やばくない??と思いながら毎回見ていたんですが、最終公演で事件は起きた(2回目)

最後はどんな風にアピールするんだろう?って見ていたら、突然、後ろにいる深田くんを手招きする檜山くん。本来なら檜山→深田の順だけれど、檜山くんのパートで2人揃ってそのまま満面の笑みでダブルピース…!


夢かな???


一瞬の出来事だったけど、自分の中ですぐには事態が飲み込めなくて、結局公演が終わるまで頭の中はそのことばかり考えてしまった…2人ともDKの夏は、今回がラスト。最後の最後でこせりゅせを見せつけてくるの、ずるかった。


・SNOWDOMEの約束
歌い出しが湧くんと檜山くんなのが新鮮。「そんな風に言えたらいいな」という歌詞を感情的に歌い上げる檜山くんの姿が印象的だった。
バラード曲にあわせた滑らかなステップ、大胆だけど繊細なダンス。一挙一動が美しくて、目が離せなかった。
この曲で特に好きだったのは、「Forever」の前にしゃがんでいる8人の中から檜山くんだけがすっと立ち上がる演出。カメラに映らないときもあったけれど、引きで映し出されたときにはひとつの芸術作品を見ているかのような感覚を覚えた。あまりの美しさに感動し、思わず息を飲んだ。この演出をもし8人の中の誰かが考えたのならば大人顔負けのレベルだと思うし、パフォーマンスの際に檜山くんがこのパートを任されたことが嬉しかった。


・Memorial
SNOWDOMEの約束と同様、2人ずつ歌うメンバーが新鮮で、檜山くんは内村くんと!「背中合わせ〜描いてゆこう未来」を担当。「描いてゆこう未来」にあわせてカメラに向かってハートをつくって飛ばしたり、2人で肩を組んだり。毎回違うアドリブを見せてくれた。


・PARTY DON'T STOP
いつもの笑顔を封印させ、クールにパフォーマンスしていた姿が印象的だった。「ROCK your BODY…」にあわせて、ジャケットを荒々しくはだけさせる檜山くん、今までに見たことがない檜山くんだった。


クリエGの8人によるパフォーマンスは複雑なステップが多かったんですが、足さばきがとにかく美しかった。


☆さいごに
今回の公演も、檜山くんはいつだって全力でパフォーマンスしていた。5公演のどの瞬間も、カメラに抜かれていないときでも、常に本気で挑んでいるように見えた。

でも、いつもとは違うところもあった。初めてのソロパート、初めてのハンドマイク、初めてのMC、初めてのWセンター。今回の公演は、たくさんの初めてが詰まっていた。やっと歌声を聴けたこと、本当に嬉しかった。歌は苦手と前から言い続けていたけれど、YSSBのソロパートは低い声がかえって生きていたように感じた。

最終公演では、内村くん、湧くん、深田くんとお揃いのポンパ。深田くんが檜山くんにやってもらった!って嬉しそうに話していたかと思えば、MCでは今日は平塚くん以外全員のヘアセットを担当していたという話になった。1人分だけでも大変だと思うのに、短い休み時間の間にメンバーのために動く檜山くん。きっと話題にはあがらなかっただけで、これまでもコンサートや舞台があるたびにかなりの人数のヘアセットを担当してきたのだろう。メンバー思いで且つ人のために動くことができる、心の優しい人なんだなと感動してしまった。
今でこそ「檜山美容室」なんて言われているけれど、もともとはヘアセットが下手だったと読売中高生新聞で話していた。人知れず、いっぱい練習してきたのだと思う。その努力家なところが檜山くんのいいところだし、周りから頼られるほどになるまで上達したのは本当にすごいこと。
檜山くんも、檜山くんにセットしてもらった人も、みんなが嬉しそうな顔をしていて、思わずじんわりときてしまった。


最後に披露した勇気100%には「ぼくたちが持てる輝き 永遠に忘れないでね」という歌詞がある。最初で最後の16歳の夏、たくさんの初めてを経験した夏。今回見せた輝きは、いつまでも色褪せないし、いつまでも忘れないでほしい。